先週末(4/22-23)、コペンハーゲン中心部の公園(Langelinie Park:ランゲリニエパーク)にて、満開の桜の下で日本文化を紹介するお祭りが開催されました。
このランゲリニエパークは「世界三大がっかりスポット」として有名な人魚姫像があります。
本物の人魚姫がいると思い込んでいた娘は、銅像だと分かると非常にガッカリしていました・・苦笑。でも、水辺のそばで開放感があり、緑も多くて素敵な公園なので、ぜひコペンハーゲンに来たら訪れてほしい場所の一つ。
最寄り駅はØsterport(オスタポート)、コペンハーゲン中央駅からは電車で2駅(10分弱)、マルメ中央駅からも乗り換えなしで45分と、アクセスもしやすく、観光名所のニューハウン(色とりどりの建物が運河沿いに立ち並ぶコペンハーゲンで最も人気のある観光スポット)へも徒歩で15分ほどで行くことができます。
この桜まつりは毎年4月中旬に開催されるのですが、コロナ禍はデジタル開催などになっていたそうで現地では昨年から再開とのこと。私は移住直後の2014年に一度訪れた以来でしたが、今年は家族で訪れてみました。
満開の桜の下で大勢が集まってピクニックする風景からも日本文化を感じます。
雲一つない青空!絶好の日和の中、それぞれが思い思いにお花見を楽しんでいました。
この桜の木は、あの有名な童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生誕200年を記念して、日本のアンデルセンベーカリーより2005年に200本寄贈されたものだそうです。9年前に訪れたときはまだ幹が細めで若く感じたけど立派に成長して見事な満開でした!
こちらは当日開催されたイベントの内容。
迫力ある和太鼓の演奏から始まり、合気道、空手、津軽三味線、コスプレコンテスト、ソーラン節、剣道、盆踊り、書道、お琴や尺八、生け花、茶道、アニメなど、日本文化のイベントが盛りだくさん!
設営されたブースでは、カレー、おにぎり、焼き肉丼、唐揚げ丼、ちらし寿司、桜餅、雪〇だいふくみたいなお餅のアイスなどの販売や、日本のアンデルセンベーカリーではメロンパン、クリームパン、抹茶ソフトクリームなど、日本ならではの食べ物がたくさん販売されていました。(食べ物ブースはどこも長蛇の列!!30分~1時間近く並んだので、お弁当を持参するのも良さそうです)
他にも盆栽や骨とう品、着物、日本語の古本やマンガのブース、折り紙ワークショップなども開催されていました。
まさに日本文化を一気に寄せ集めたようなイベントで、訪れている方の中には本格的なコスプレをした人たちもちらほら。長らく帰国できていないこともあり、娘にとっては日本の記憶もほぼ消えてしまっているようですが、とても楽しめた様子でした!そして何よりコペンハーゲンのたくさんの人たちが日本の文化に興味を持たれる様子を感じられて、すごく嬉しかった・・
日本に住んでいた時は外国の文化ばかりに興味を持って自国の文化を振り返ることがあまりなかったけど、日本から離れてみて、日本の伝統文化は唯一無二でいかに素晴らしいか、より強く感じるようになりました。
これからもっともっと、日本の良さが世界に伝わったらいいな。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは。
北欧の情報共有ありがとうございます!
見るもの読むもの全てが新鮮で、次回も楽しみにしています!
外国から見る日本の良さは、日本から出てみないと気づかないこともありますよね。
今後もそういう気づきがあつたらぜひ教えて欲しいです。
りりからさん!コメントありがとうございます。そんな風に楽しんでいただけて、私も嬉しくとても励みになります!
外国から見る日本の良さ、また気付いたことがあったら発信しますね 🙂